一般社団法人大阪代協

堺支部の活動報告

TOP > 活動報告 > 堺支部

6月支部会を開催しました~総勢46名が集い・語らう~

2025.07.01

2025年6月26日(木)午後3時30分から三井住友海上火災保険株式会社堺支店会議室 にて令和7年度第2回支部会を開催しました。鉢木副支部長が司会者となり会員34名・提携事業の担当者12名が参加して情報交換を行いました。今回の支部会では田野支部長はじめ役員が会員個々に声掛けをした結果、たくさんの会員の皆様にご参加をいただくことができました。

田野新支部長のあいさつ

冒頭、田野新支部長は、「皆様に支部会に参加してくださいと声掛けさせていただきましたが、私自身も数年前まではほとんど参加していませんでした。会員歴は25年になりますが参加するようになったのはここ最近です。代理店賠責に加入するために会員になったという状態で、代協のことは何もわかっていませんでした。
 しかしコロナ禍以降、業界のパワーバランスが崩れ混沌とした状況を感じとりました。先日の保険業法の改正をはじめ、これから大きな変化が予想される保険会社の経営を考えた時に、保険代理店のあり方も、大きく変わらざるを得ないものと推察されます。我々保険代理業に対して自立と自律が求められる中、我々の横の繋がりであったり、代理店同士の情報交換がこれまで以上に重要になります。
 これらを踏まえ、私は代協活動が重要であると今目が覚めました。とは言うものの皆様に代協活動に参加してくださいと言っても数年前の私と同じで「代協は何してるの?」の声がたくさんあります。そこで本日は、代協がどんな活動をしているのかを各委員会とお客様への情報提供に役立つ提携事業について説明いただくので皆様の代理店経営に是非とも役立てて下さい。」と述べました。

ごあいさつ

会場をお借りした三井住友海上火災保険株式会社堺第二支社支社長 永島義之氏から、

「昨今、損保業界は悪い意味で世間を賑わしています。来年度からは、代理店の自己点検チェックが今までは保険会社経由で実施されていましたが、損保協会指定の第三者機関から実施されるようになり、大きく改革がすすめられるようになりました。この一年間は代理店のあるべき姿をどのようにするのか各保険会社へ相談する一年になると思われます。保険会社としても防災・減災のあるべき姿はどうなのか、また代理店が選ばれるにはどうするのか。最近、お客様は「スマホから保険の契約ができたら楽だよね」とか「代理店の必要性は感じているが対面ではなく、スマホで自由な時間に契約手続きがしたい」というデータも出始めています。今後、代理店としてお客様にいろんな角度から保険の提案であったり、相談に乗り信頼を得られるよう保険会社も一緒に尽力していきたい」とご挨拶をいただきました。

保険代理店経営に役立つ各委員会の取組み

・代協全体の取組み 隼田副会長より説明

大阪代協は「何をしているの?」「何のメリットがあるの?」について説明していきたいと思います。
まず、今年度から代理店の自己点検チェックの取組みが始まります。2025年度はトライアルであることはご存じかと思いますが、なぜこのようなことが始まったのか。業界全体の評価基準の策定、これが問題になりました。第三者委員会で「保険代理店は何をしているんだ」「この業界はどうなっているんだ」という問題があって、あまりにもリテラシーが低いのではないかということになりました。
これは、保険会社と企業代理店と大型代理店の問題であり、我々プロ代理店の問題ではなかったのです。我々はまっすぐ進んでいたのですが、保険会社の教育や認識が悪かったのか業界全体や日本の社会問題になってしまいました。ルールを徹底することは受け入れるべきですが、「あまりにもちぐはぐな評価基準では困りますよ」と声を挙げられるのは代協しかありません。日本代協が損害保険協会や金融庁に申し入れをして正しい姿はこうなんですよと伝えられるのが代協です。私たちの声を届けるのは我々自身が代協を通じて行わないとダメなんだということです。ここを把握いただくと「代協は何をしているの?」という疑問は払しょくされると思います。皆様の声一つ一つがこの業界を支える第一歩になるとをご認識ください。どうすれば声が届けられるのかというと支部会に参加して発言いただくか企画環境委員会が7月に会員全体にアンケート調査を実施いたします。このアンケートの回答は、金融庁や財務局にも届けられます。意見が多ければ多いほど声が届きますので、今年度のアンケート調査に参加して回答いただきますようよろしくお願いします。

・組織委員会 守屋委員長より説明

主な活動としては、「代理店賠責セミナー」があります。メインは「仲間づくり」で会員増強が目的です。これには、保険会社の賛同が必要であり、年1回代理店賠責の説明会を実施しています。説明会では毎年、新しい賠責事故例はないかと質問されるのですが、ほとんどが同じような事故「年令条件の誤り」「説明不足」などが絶えません。組織委員会では色々な勉強会を開き、委員が支部に戻って支部会で実施してもらうようにしています。8月27日に代理店賠責セミナーを開催しますが、このセミナーには代理店主だけではなく、募集人(従業員)や保険会社の社員の方々にも参加していただきたいです。このセミナーをコンプラ研修として活用いただければいいのかなと思っています。是非、参加申込みをお願いします。
(代理店賠責セミナー申込方法はこちら)

・教育委員会 山本委員より説明

代理店の資質の向上を目的に活動しています。主に損保大学課程コンサルティングコースセミナーの運営と募集や日本代協アカデミーの普及と啓発を行っています。
また、「代協って何?」「支部会は何をしているの?」「保険代理店の将来は?」等の疑問に答えるため人材育成という形で教育を実施しています。ベンチマーク研修として新しい取組みをされている代理店へ若手の方が訪問し、どのような代理店経営をされているのか身近で感じていただき、それを自分達の資質向上に役立ててもらい業界の繁栄に繋がればと思っています。委員会では年1回レクリエーションとしてゴルフ大会や会議の後に懇親会を開催し親睦を図っております。

・企画環境委員会 松本委員より説明

主な活動として4つあります。①募集現場のモニタリングとして、募集行為の観点から不公正募集のモニタリングを行っています。例えば、自動車販売店における自動車保険の値引き募集、災害時に便乗した悪質業者の対応で保険会社・損保協会・消費者団体と連携してお客様をお守りするための啓蒙活動、銀行窓販や団体扱の割引の検証を行っています。②代理店の価値向上として、事業継続力強化計画認定制度の取得のお手伝いをしています。③会員お声を収集として、7月にアンケートの実施するので正会員・一般会員すべての方に回答をお願いします。④消費者団体との対話として、全国消費生活相談員協会関西支部と交流があり、年一回セミナーに参加して協会が持っている消費者の声を共有しています。

・CSR委員会 大西委員長より説明

社会貢献を通して価値向上を目指しています。主な活動として、①ぼうさい探検隊の取組み、②出前授業を実施、③防災士資格取得の推奨などがありますが、我々代理店には情報提供義務が課せられているのであくまでもお客様や地域に貢献・還元することを考えて活動しております。

・広報委員 大谷委員より説明

広報室は、会員の皆様にホームページと連動して、委員会や支部の活動報告、各種セミナーのご案内や、旬な情報をタイムリーにお届けするために、LINE公式アカウント、大阪代協広報誌「IIAおおさか」、大阪代協だより等の編集を行っています。「IIAおおさか」は原則毎月5日に発信していますので、是非ご覧下さい。 ※LINE公式アカウントの登録はこちら

【理事会報告】

 田野支部長より6月18日開催の理事会報告が行われました。
  ・2025年度代理店賠責セミナー開催について
  ・2025年度人材育成研修参加者
  ・「代理店業務品質に関する評価指針」の策定

6月理事会報告リンク入り口

お客様に活用できる提案サービスのご案内

・DRPネットワークの板金塗装修理紹介事業

有限会社STYオート 山本保社長よりDRPネットワークのPRをいただきました。
DRPネットワークは、全国390社が加盟しており、全て国土交通省が認可する自動車整備認証工場、特定整備認証工場です。
【メリット】
1.全国統一サービスで、県外の事故でも安心してご利用頂けます。
2.修理期間中、代車は無料提供いたします。
3.修理をご紹介頂いた場合、代理店様と代協事務局様にDRP本部が手数料をお支払いする制度を
  ご用意しております。
4.修理箇所へのワンオーナー「修理保証書(期間1年)」を発行します。
5.DRP大阪の9工場が、修理も車検もトータルでサポート致します。
※詳細先はこちら

・Jネットレンタカー取次事業

Jネットレンタカーをフランチャイズで運営している株式会ジーライオンレンタリース堺鳳店
店長 殿谷暢司氏よりPRをいただきました。
【特徴】
◆Jネットレンタカーは大阪府下に3店舗を展開し、700台のレンタカーを保有しています。いつでもどこでもお届けできます(※関西全域)。
 *トラック・バス・キャンピングカーもご利用いただけます。
◆各保険会社とは協定済みのレンタカー料金ですので、安心してご利用いただけます。
◆府内のディーラー、修理工場との取引は600拠点を超え、連携が容易です。
代車のご用命は、予約センターへの電話1本で完了します。
◆紹介手数料が会員の皆様に支払われます(詳細は事務局へ)
 ※詳細はこちら

・住友三井オートサービス社カーリース紹介事業

住友三井オートサービス株式会社 大阪営業第四部第二グループ部長代理 小林隼氏よりPRいただきました。
事業の特徴】
大阪代協は住友三井オートサービス株式会社と業務提携契約を締結し、自動車リースを検討している会員のお客様を紹介しています。
◆住友三井オートサービス社のグループ保有台数は102万台となっています。そのスケールメリットを活かした提案が可能です。お客様のメリットは管理業務のアウトソーシング効果を含め多岐に亘ります。
◆リース契約には事前審査が必要になります。
お客様に正式にご提案する前に、まず下記の担当者へ相談して下さい。
自動車・自賠責保険は会員の皆様の取扱いとなります。
※詳細はこちら

・イチネン社カーリース紹介事業

株式会社イチネン 大阪支店 野表明歩氏よりPRいただきました。
<事業の概要・目的>
◆大阪に本社を置く自動車リース会社、イチネン社をニーズを伴うお客様にご紹介します。
◆自動車リースとは、お客様に最適な車両を長期間・一定料金で導入できるサービスです。車両管理業務のプロに、煩雑な業務をアウトソーシングすることにより、お客様の業務の効率化・高度化を実現し、その上でコストダウンにもつながる可能性があります。
◆ 私達が提供する損害保険に、メリットあるリース契約を付加価値としてお客様に総合提案することで、他の代理店との差別化が可能になります。
◆紹介者である会員の皆様には約定した手数料が支払われます。

おすすめ】
「車両修理保証特約」というイチネン独自のリース特約です。(車両保険ではありません)
 メンテナンスの保証範囲外である事故修理(外装部修理)をカバーします。
②法人向け給油カードの案内、ENEOSの給油カードで自動車の燃料代削減を提案します。
※詳細はこちら

・JCMの車買取り事業

株式会社JCM 大阪支店 星加智輝氏よりPRいただきました。
◆お客様が所有されているお車を手放される時に、クルマ買取事業者であるJCM社を紹介します。
◆お客様がディーラーへの下取りを検討されている場合は、JCM社を紹介することで、入替時にお客様との接点を作ることができ、自動車保険の流出が防げます。
【お約束する5つのこと】
1.高価買取 → 企業・団体の皆様からの買取専門で、買い取った車は全て中古事業界へ。
2.長期価格保証 → 小売をしないのでご契約後の早期引取が不要。一般的に3~7日程度で引取
  ですが、JCMは最長1ヵ月間猶予があります。
3.消費者保護の徹底 → 業界支援・健全化・消費者の利益保護というミッションに全力でこたえます。
4.プラスサービス → その他にも多様なサービスで、ご売却いただくお客様の満足度UPに取り組
  んでいます。
5.紹介手数料 → 買取ご成約時に、別途紹介手数料をお支払いいたします。(買取価格5万円以上)
※詳細はこちら

・ソコカラの車買取り事業

株式会社はなまる 大阪支店 深田歩氏よりPRいただきました。
本田圭佑氏のCMでお馴染みの車買取り事業のソコカラです。
<事業の概要・目的>
◆お客様が所有されているお車(注)を手放される時に、クルマ買取事業者であるソコカラ(株式会社はなまる)を紹介します。
◆お客様がディーラーへの下取りを検討されている場合は、ソコカラを紹介することで、入替時にお客様との接点を作ることができ、自動車保険の流出が防げます。
◆紹介者である会員に紹介手数料が支払われます。
(注)中古車両の他、事故車両、不動車、過走行等通常の売買が難しい場合もご相談下さい。
※詳細はこちら

・株式会社タウの車買取り事業

株式会社タウ 大阪支店 平井誉士氏よりPRいただきました。
・タウは、事故車・故障車等どんな車両でも買取りいたします。
・カーテンダーでは板金修理もしております。
・不動車の長距離輸送もしております。
車のことならなんでもお任せください。
※詳細はこちら

・セリオの電動カート・電動車いす紹介事業

株式会社セリオ 大阪南営業所 所長 荒川紘典氏よりPRいただきました。
<事業の概要・目的>
◆高齢のお客様が、運転免許証を自主返納されるケースが増えています。
◆自動車に乗られなくなった後も、買い物や近所へのお出かけの際に、乗り物を利用したい方が多くいらっしゃいます。かと言って、自転車では転倒時のケガが心配です。
◆免許証の自主返納を検討されているお客様をセリオ社に紹介することで、お客様の安全で豊かな老後生活に貢献することができます。
◆紹介した会員の皆様には紹介手数料が支払われます。
<特徴>
セリオ社では、実際の車両の試乗を前提に販売を行い、同社の安全運転指導員が実際に走行する場所に同行して操作方法や交通ルールを説明します。また、販売後は定期的な利用状況の確認・点検・清掃などの行き届いたサービスが特徴です
※詳細はこちら 

・へーベルハウス(旭化成ホームズ)紹介事業

旭化成ホームズ株式会社 大阪南支店 難波展示場 店長 松井厚郎氏よりPRいただきました。
へーベルハウスを販売している者ですが、皆様のお客様がマイホームやアパートを建築される予定があれば是非紹介いただきたいと思っております。紹介手数料は本体価格の3%となっております。
直近3か月の建築価格は平均7000万円となっております。7000万円の3%の手数料は魅力ありませんか。さらに収益物件のアパートの建築価格は3億円です。この手数料も3%ですと強調!
是非、紹介くださいと締めくくられました。
※詳細はこちら

・積水ハウス紹介事業

積水ハウス株式会社 大阪南支店 辻口拓樹氏よりPRいただきました。
皆様のお客様で、マイホームを検討されている方はいらっしゃいませんか。例えばアパート等にお住まいで家賃がもったいないとおっしゃる方、結婚を控えている方、お子様が産まれる方、駐車場・畑・空き家の売却を検討している方がおられましたら是非積水ハウスへご紹介ください。紹介手数料は、本体価格の3%となってりますのでよろしくお願いします。
※詳細はこちら

今回の支部会では提携事業者10社の紹介をいたしましたが、大阪代協ではこの他にも提供・提携事業がございますので「大阪代協ホームページ『会員が利用できること』の顧客サービス提供・提携事業」をご確認ください。

・閉会の挨拶 高見副支部長

隼田副会長の「代協の取組み」の話から始まり、提携事業の説明を聞き「代協って何をしてるの?」という疑問に少しでも理解いただけたかなと思っております。
 また、提携事業者の皆様には制限時間5分と短い時間にもかかわらずアピールいただき誠にありがとうございました。
 次回の支部会は、7月23日に予定しております。内容は、火災保険の各保険会社の「保険料・評価額・築古物件の引受」の違いを説明しますので、皆様のご参加お待ちしております。

※提携事業は、お客様への情報提供だけではなく皆様ご自身の副収入となりますので、
是非ご活用ください。

最後に集合写真を撮影して支部会は終了しました。

【今後の予定】

第3回堺支部会
日時:令和7年7月23日(木)16時00分~17時00分 
場 所:三井住友海上火災保険株式会社 堺支店 5階
堺市堺区市之町東6丁2-9 三井住友海上堺ビル5F
【内容】
・理事会・委員会報告
・火災保険、各社商品比較!
 元、某保険会社火新担当で現在保険代理店役員高見仁志氏が解説します!!!

※懇親会(任意)も開催します、飲食費実費を当日ご負担ください(5000円程度)

【懇親会】

懇親会は、堺市役所南側の「ダイワロイネットホテル」で開催し、参加者31名(会員24名、提携事業者7名)で楽しい時間を過ごしました。

麦谷副支部長の乾杯の音頭で宴会が始まりました!

(記事:堺支部 大谷記者)

最近の記事

月別アーカイブ

ページの先頭へ