一般社団法人大阪代協

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※今回の記事の文章は、ほぼ生成AI ChatGPTでの作成です。
令和8年1月29日(木)15時30分より、第7回支部会を東京海上日動火災保険株式会社 藤井寺支社3階会議室にて、16名の参加のもと開催いたしました。

ChatGPT作 ジブリ風の西村支部長!

冒頭では「大阪代協とは」のスライドを用いて、改めて代協の意義について共有した後、西村支部長より挨拶がありました。新年最初の支部会となる今回に触れつつ、「私自身、南支部の支部長を2期4年務めてきましたが、今年3月をもって任期満了となります。残りわずかな期間ではありますが、最後まで“楽しく、そして学びの多い”支部会づくりをしっかりと全うしていきたいと思います」と、率直な思いが語られました。

【宣伝告知の部】

<一般社団法人ソリューションパートナーズ協会>

続いて宣伝告知の部として、株式会社ピースワンの武蔵野 晶氏より、一般社団法人ソリューションパートナーズ協会の紹介がありました。

株式会社ピースワン 武蔵野 晶氏

同協会の大きな特徴は、各種損害保険を、商工会議所等と同水準の団体割引で利用できる仕組みを備えている点です。年会費は2,500円と比較的手頃で、さらに初年度は無料で入会可能なため、「まずは使ってみる」という導入がしやすい制度であることが強調されました。
また、保険料の削減にとどまらず、顧客対応の幅を広げられる点も協会の強みとして紹介されました。相続や名義変更、事業承継といった保険だけでは完結しにくい相談について、弁護士・税理士・司法書士などの士業を無料で紹介できる体制が整っており、担当者が“窓口”として機能できることが大きなメリットとされています。

こうした仕組みを活用することで、顧客に対して「保険+α」の価値提供が可能となり、結果として顧客満足度の向上や、長期的な関係構築、LTV(ライフタイムバリュー)の向上にもつながると説明されました。「日々の業務の中で実際に使える仕組みとして、ぜひ価値提供の強みの一つに加えてほしい」という呼びかけで締めくくられました。(資料はこちら)

【勉強会の部】

今回の担当は松村典明会員、石井孝昌会員です。講師に 株式会社ブルーモンクコンサルティング 代表取締役 青木紘史氏 をお迎えし、『2026年度版 最新AI動向とその活用法』(勉強会資料はこちら)をテーマにお話しいただきました。

株式会社ブルーモンクコンサルティング 代表取締役 青木紘史氏

青木氏は、ITエンジニアとしてキャリアをスタートし、システム開発の現場を長く経験したのち、企業経営にも携わってきた実務家です。金融系の大規模システムやECサイトなど、業種・規模を問わず多様な開発実績を持ち、現在は企業のDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を使って、仕事のやり方や仕組みそのものを変えていく取り組み)支援や、生成AI活用を中心としたコンサルティングを行っています。
勉強会の冒頭では、「今のDXは、AI活用と言ってしまっていい」という一言から話が始まりました。
AIを“特別な最新技術”として扱うのではなく、すでに仕事の前提条件になりつつある存在として捉える視点が示され、会場の空気も一気に引き込まれていきます。このあと、AI時代の全体像から、2026年時点での生成AIの現在地、実務で活用する際の注意点、さらには具体的な活用事例まで、現場感のある話がテンポよく展開されていきました。

AI時代について

AIと人間の“能力差”が示すもの

続いて青木氏からは、「AI時代」そのものについての話題が提示されました。
冒頭で紹介されたのは、直近の大学入学共通テストに関するデータです。
人間の平均点がおよそ58点だったのに対し、ChatGPTは約97点という高得点を記録しました。人間の最高得点が70点前後にとどまる中、生成AIは満点に近い結果を出しており、すでに両者の能力差がはっきりと表れている現状が示されました。

↑この結果から見えてくることは?

こうした事例を踏まえ、青木氏は「基本的なスキルや能力は、今後ますますコモディティ化(特別な強みではなく、誰でも同じ水準で使える“当たり前のもの”になっていくこと)していく」と語ります。
調査や検索、資料作成といった業務は、AIを使えば誰でも一定水準以上の成果を短時間で出せるようになります。その結果、「できること」自体の価値は相対的に下がっていく――そんな変化が、すでに始まっているという見方が示されました。

企業はすでに「使う前提」で動いている ― AI時代に人間と組織が求められる役割

では、企業はこの変化にどのように向き合っているのでしょうか。
具体例として挙げられたのが、LINEヤフーによる「業務でのAI活用の義務化」です。
調査や資料作成、会議の議事録作成などにAIを活用することを前提とし、「使ってもよい」ではなく、「使うことが求められる」段階へと移行しています。

仕事がAIに奪われるのではないか、という不安に対しては、
「AIに仕事を奪われるというより、AIを使いこなす人に仕事を奪われる」
という視点
が示されました。分野を問わず上下は残り、AIを活用しながら上位層に食らいつけるかどうかが、今後の分かれ目になっていく――そんな現実的な構図が語られました。
こうした時代において重要なのは、AIに任せられることと、人間にしかできないことを見極めることだと青木氏は述べます。デジタルとアナログを使い分けながら、代替のきかない役割を担っていく姿勢が求められています。
また、マネジメント層に対しては、「AIで何ができるのか」「どの程度の品質やスピードが出るのか」を理解することの重要性も強調されました。業務で使う以上、有料版を含めた環境整備も、管理側の責任だという考え方です。AIの進化を脅威として捉えるのではなく、自身や組織がより良くなるための「追い風」として受け止められるかどうか。その姿勢こそが、AI時代への向き合い方を左右する――そんなメッセージとして、このパートは締めくくられました。

2026年生成AIの現在

いま何ができて、どこまで来ているのか

このパートでは、青木氏が実際に操作しながら、2026年初頭時点での生成AIの状況が紹介されました。冒頭で話題に上がったのが「ディープリサーチ」です。
ディープリサーチとは、AIに調べものを任せると、複数の情報源を自動で調査し、レポートのように整理して返してくれる機能と考えると分かりやすいものです。
人が検索結果をいくつも開いて読み比べる代わりに、AIが裏で調査を進め、要点をまとめて提示してくれます。一昨年頃から「コンサルの仕事がなくなるのでは」と話題になった背景も、この手の機能の登場にありました。

生成AIは“一強”ではなく、使い分けの時代へ

続いて紹介されたのが、生成AIの勢力図です。
現時点ではChatGPTが最も利用されていますが、GoogleのGeminiやClaudeなども台頭しており、それぞれに得意分野があります。

一言で「生成AI」といっても、それぞれに特徴があります。

「どれが一番優れているか」というよりも、目的に応じて使い分ける段階に入っている、という実務的な評価が語られました。
文章のやり取りならChatGPT、プログラミングならClaude、Googleサービスとの親和性を重視するならGemini――そんな具体例に、参加者が頷く場面も見られました。

生成能力の進化と、人としての価値が問われる時代へ

ここ1年ほどで特に進化した分野として、画像生成やスライド作成、簡単な業務システムの自動化が挙げられました。以前は「それっぽいが使えない」という印象が強かった生成物も、現在では社内資料や掲示物として十分に通用するレベルに達しています。
青木氏の顧問先でも、「ちょっとした仕組みなら自分たちでAIに作らせる」という動きが出始めており、この流れは2026年に向けてさらに広がっていくと見られています。
こうした進化によって、事務作業や定型業務におけるスキル差は、今後ますます縮まっていきます。AIを使えば、誰でも一定水準の成果物を出せる時代になりつつあります。

「AI時代だからこそ、選ばれる基準は“人間力”」と青木氏。なるほど!

その一方で、青木氏が印象的に語っていたのが、「人としての価値」がよりはっきりと問われるようになる、という点でした。
話しかけやすいか、相談しやすいか、前向きな姿勢で仕事に向き合っているか。
相手の立場を想像できるか、場の空気を読めるか。
AIが成果物を底上げしてくれるからこそ、「この人と一緒に仕事をしたいかどうか」という人間的な部分が、これまで以上に重要
になります。仕事はできるが扱いづらい人よりも、周囲と気持ちよく仕事ができる人が選ばれる――AIの進化は、そんな評価軸の変化ももたらしているようです。
生成AIの現在地は、単なる便利ツールの話にとどまりません。
働き方や評価の物差しそのものを変えつつある――参加者にとっても、「遠い未来の話ではない」と実感できるパートとなりました。

実務で活用するための注意点― 便利さの裏側にあるセキュリティリスク

生成AIを業務で活用するうえで、青木氏が最も重要だと強調したのが、セキュリティへの意識です。
「便利そうだけど不安」「どこまで使っていいのか分からない」――そう感じて、使い切れていない人も多い中で、まずはリスクを正しく知ることが第一歩だと語られました。

プロンプトインジェクションという新しいリスク

最近特に注意が必要なものとして紹介されたのが、プロンプトインジェクション
(人には見えない悪意ある指示をAIに仕込み、意図しない動きをさせる手口)
です。
実例として挙げられたのが、昨年、某有名私立大学で実際に起きたケース(実例はこちら)です。
生成AIによるレポート提出が問題となる中、大学側が対策として仕掛けたのがこの方法でした。
学生に配布されたレポート資料のPDFには、人間の目では見えない白文字の文章が紛れ込ませてありました。通常の閲覧では気づきませんが、その資料をAIに読み込ませると、AIはその文章も重要な情報だと誤認し、レポート本文に反映してしまいます。結果として、課題とは無関係な内容がレポートに現れ、「これはAIで作成されたものだ」と判別できる仕組みになっていました。
使う側に悪意がなくても、AIが自動的に判断してしまう特性を逆手に取った例として、プロンプトインジェクションの分かりやすい事例だと紹介されました。

その他のセキュリティリスクにも注意

このほかにも、実務で気をつけたいセキュリティリスクとして、いくつかの例が挙げられました。
シャドーAI(会社の管理外で、個人が勝手にAIを業務利用してしまう状態)
個人契約や無料版のAIに業務データを入力してしまい、知らないうちに情報漏えいのリスクを抱えてしまうケースです。
ディープフェイク(本物そっくりの偽画像・偽動画をAIで作る技術)
SNSなどで見かける画像や動画が、本物かどうか判断しづらくなっており、「まず疑う視点を持つこと」が重要だと指摘されました。
いずれも、AIが便利になったからこそ生まれてきたリスクであり、利便性と危険性が表裏一体であることを改めて認識させられる内容でした。

業務利用で押さえておきたい基本ポイント

続いて、生成AIを業務で使う際の基本的な注意点が整理されました。
・個人情報や社外秘情報は入力しない
・著作権・肖像権の責任は、AIではなく利用者側にある
・AIの誤情報(ハルシネーション=AIが事実確認せず、もっともらしいウソを自信満々に生成してしまう現象)は必ず人が確認する

使いやすいからこそ、注意が必要!

どうしてもデータを使う場合は、データマスキング(氏名や連絡先を仮名・ダミー情報に置き換える工夫)を行うことで、リスクを下げることができると説明されました。

生成AIは、正しく使えば大きな力になりますが、無防備に使うと思わぬ落とし穴があります。「怖がりすぎず、油断せず」という実務目線の注意点を、具体例とともに学ぶ時間となっていました。

活用事例・デモ

「AIは使い捨てでいい」くらいがちょうどいい

注意点を押さえたうえで、実務に即した具体的な活用事例とデモンストレーションが紹介されました。まず印象的だったのは、「AIは丁寧に扱いすぎなくていい」という考え方です。
AIは一度の指示で完璧な答えを出す存在ではなく、思いついたらどんどん指示を投げ、使えなければ捨てる。そのくらいの軽さで使うことが、結果的に一番うまくいくと語られました。
また、空き時間の使い方についても具体的な提案がありました。
休憩時間や移動中、退勤前などに少し時間のかかりそうな指示をAIに投げておけば、
自分が席を外している間もクラウド上で処理が進み、戻ってきた頃には何かしら成果物ができている。
「自分が休んでいる間にAIが働く時間をつくる」という発想です。
・画面キャプチャを貼り付けて操作方法を聞く
・PDFや画像をそのまま渡して要点を整理させる
など“面倒を減らすための使い方”が紹介されました。

青木氏オススメの、活用のコツ。これなら気軽に出来そう!

AIに任せた方がいい仕事/任せない方がいい仕事

ここで示されたのが、AIとの役割分担という視点です。
「何でもAIに任せればいいわけではない」という点は、繰り返し強調されていました。

AIに任せない方がいい仕事
計算や集計など、ルールが明確で「誰がやっても同じ答えになるもの」
売上計算や数値処理などは、これまで通りExcelや既存システムの方が確実です。
AIは時に“それっぽい数字”を作ってしまうことがあり、
100%の正確性が求められる場面では注意が必要だと説明されました。
AIに任せた方がいい仕事
正解が一つではなく、人によって答えが変わるもの。
文章作成、アイデア出し、キャッチコピー、企画のたたき台など
は、
AIが大量の案を一気に出してくれるため、非常に相性が良い分野です。

最新の方が何でも出来るだろう!ではない。使い分けが重要。

重要なのは、
ガチガチに決まっている仕事は従来ツールに
揺らぎを許容できる仕事はAIに
という切り分けを意識すること。
この考え方が、実務で無理なくAIを取り入れるポイントとして紹介されました。

質疑応答―「使い方がわからない」から始めていい

質疑応答では、「ChatGPTの存在は知っているが、どう使えばいいのかわからない」
という率直な質問も出ました。これに対し青木氏は、「その質問を、そのままAIに聞いてみてください」とシンプルに返答。使い方がわからないなら、「使い方がわからない」と入力すればいい。
AIは検索エンジンではなく、会話の相手だと思ってほしいと説明されました。
実際にその場で画像生成やカメラ機能のデモも行われ、飲み物のパッケージを読み取らせてコメントさせたり、世紀末映画『マッドマックス』の世界観をもとにした車両画像を生成したりと、
会場の空気は一気に和やかなものに。

ちなみに、AIで作ったでマッドマックス風の車両がこちら(笑)

まとめ― AIに振り回されず、使い慣れる一年へ

生成AIは、この1年だけを見ても進化のスピードが非常に速く、
1年後には今とはまったく違う状態になっている可能性が高いと青木氏は語ります。
多機能で難しそうに見えても、コツをつかめば決して特別な存在ではない。大切なのは、抵抗感を持たずに触り続けること。
「AIに仕事を奪われるのではなく、
AIを使いこなす人が評価される時代になっている」

生成AIを“特別なもの”ではなく、日常の相談相手・作業パートナーとして取り入れる。
その第一歩を後押しするとても有意義な勉強会となりました。

【議事の部~懇親会へ】

勉強会の後は理事会・委員会報告を行い、西村支部長作成の資料を基に情報を共有しました。

支部会の後は恒例の懇親会。いつものように楽しく酒を酌み交わした後、松村会員の「よっしゃ!二軒目いくで!」の号令に誘われるように、イケオジたちは藤井寺の夜の街へと消えていったのでした(笑)。

このいつもの風景を・・・
生成AIでイラストに。楽しさは伝わりますね(笑)

次回支部会は、2月26日(木)15:30から。
今期最後の支部会・支部総会です。皆で集って、また有意義な時間を過ごしましょう!

(記事:南支部 田中記者)

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