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2026年2月25日(水)午後2時から堺市総合福祉会館第3会議室にて、鉢木副支部長が司会者となり2部構成で堺支部総会・セミナーが開催されました。

【第1部 総会】

第1部の総会は、37名(会員36名、来賓1名)が参加しました。

【支部長あいさつ】

 田野支部長

本日は月末のご多忙の中、ご参加いただき誠にありがとうございます。冒頭では、仲間への黙祷を捧げさせていただきました。近年、50代というまだ若い世代の仲間が相次いで逝去されるという出来事があり、改めて「万が一」という言葉の重みを実感しております。
 私たちは日頃、お客様に万が一への備えをお伝えする立場にあります。しかし、その大切さは自分自身や身近な人に起こったとき、より一層現実のものとして感じられます。自らの健康管理はもちろん、万が一の際にお客様をどのようにお守りするのかについても、真摯に向き合い続ける必要があると感じています。

【来賓あいさつ】

 永島義之氏


三井住友海上火災保険株式会社 大阪南支店第二支社 支社長 永島義之氏に挨拶をいただきました。

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
支部長のご挨拶にもありましたが、2026年度より代理店の自己点検チェックシートが本格化いたします。現在、各保険会社から体制整備についてのフィードバックが行われているところかと思いますが、重要なポイントは「募集行為」「情報管理」「代理店の体制整備」の3点に集約されると感じております。これらをしっかり整えることが、顧客本位の業務運営につながると考えます。
 私自身、全国50店を対象とした臨店監査に立ち会い、現場での取り組みを確認する機会がありました。その中で特に強調されていたのは、募集時の説明が従業員間で統一されているか、権限の明示が適切に行われているかという点です。また、意向把握・意向確認・情報提供の内容について、どのように記録(証跡)を残しているかも重要視されていました。
 今後は、顧客の意向をどのように把握し、どのような説明を行ったのかを明確に記録することが、これまで以上に求められます。さらに、マニュアル整備においては、保険会社の既存マニュアルを活用しつつ、自社の実態に合わせて補完する形が、PDCAサイクルを回しやすい体制づくりにつながるとの示唆もありました。

 次に、支部長を議長として付議事項4議案の説明があり、参加者から異議なしと承認されました。

<付 議 事 項 >
1号議案 令和7年度支部活動報告および会計報告
2号議案 令和8年度活動計画案承認の件
3号議案  支部役員および支部委員改選の件
4号議案 その他

【閉会のあいさつ】門口副支部長より

本日は足元の悪い中、総会にご出席いただき誠にありがとうございます。
 このたび次期支部長を拝命いたしました。まだまだ至らない点も多く、皆さまのお力添えなくしては支部運営は成り立ちません。今後ともご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  来年度からは自己点検をはじめとする体制整備が本格化いたします。皆さまと共に学びながら、より良い支部運営に努めてまいりたいと考えております。本日は、ありがとうございました。

無事総会が終了しました。

【第2部 セミナー】

第2部のセミナーは、38名(会員36名、来賓1名、ゲスト1名)が参加しました。
講師に株式会社Miriz 取締役 渡辺 健一 氏を迎え、テーマを「激変する保険業界で生き残りるためのクロスセル戦略」のお話をいただきました。

“売る”から“確認する”へ ― 保険の価値を問い直す取り組み」

■ 自動車保険中心からの転換

渡辺氏は2002年に東京海上の研修生として保険業界へ入り、2004年に実家の代理店へ入社。
当時は売上の約9割が自動車保険という構成で、顧客の高齢化や通販型保険の台頭など、将来への不安を抱えていました。

転機となったのは、生命保険に関するあるデータでした。

・世帯加入率:約9割
・年間払込保険料:約50万円
・それでも約7割が将来に不安を感じている

「これだけ保険料を払っているのに、なぜ不安が残るのか。」

この疑問から、生命保険を“販売する”のではなく、“内容を確認する”取り組みを始めました。

■ 初めて実感した“保険の本当の価値”

あるご家庭で生命保険の内容を確認したところ、ご本人の希望と保障内容が大きくずれていることが判明。家族全員で将来の希望を整理し、保障内容を見直しました。

その際にいただいた
「もっと早く出会いたかった」
という言葉が、渡辺氏の原点になったといいます。

保険は商品を売る仕事ではなく、「家族の思いを形にする仕事」であると実感した瞬間でした。

■ 組織全体で取り組む仕組みづくり

当初、社内では生命保険に対する苦手意識もありましたが、

・実際の事例共有
・来店型相談の導入
・家族構成のヒアリング徹底
・他社加入状況の確認
・日報による気づき共有

などを通じて、徐々に「売り込み」ではなく「確認」の文化が定着していきました。

2016年には社屋を新築し、社名も変更。
「保険=押し売り」というイメージを払拭し、誇りを持って働ける環境づくりにも取り組んでいます。

■ 次世代へつなぐ視点

家族情報を把握し、子ども世代との接点を持つことで、将来の結婚・住宅購入・相続といったライフイベントにも継続的に関わる体制を構築。

顧客を「点」で捉えるのではなく、「家族単位・世代単位」で支える仕組みが紹介されました。

■ 保険のイメージを変える

講演の最後に、講師はこう語られました。

保険を売るのではなく、確認するだけでいい。
その確認が、家族を守ることにつながる。」

保険の本質に立ち返り、地域に必要とされる存在を目指す取り組みは、参加者に大きな気づきを与える内容となりました。

堺支部では今後も、会員相互の情報共有と実践的な学びの場を提供し、地域社会から信頼される代理店づくりを推進してまいります。

【懇親会】

懇親会は、堺市堺区新町にある「サロンド・リアン~絆~」で、36名(会員26名、講師、保険会社2名、提携事業者6名、ゲスト1名)が参加して楽しい時間をすごしました。
懇親会から提携事業者も参加いただき事業の紹介がありました。

(記事:堺支部 大谷記者)

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