一般社団法人大阪代協

南支部の活動報告

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6月支部会(あんな保険、こんな特約、ふと気になる?ことありませんか)

2023.07.12

令和5年6月29日(木)16:00より東京海上日動火災保険 藤井寺支社3Fにて、令和5年度第2回支部会を23名参加でリアル開催いたしました。 冒頭、『大阪代協とは』のスライドで代協の意義を確認し、その後西村支部長より挨拶がありました。
「今回の支部会の参加人数は合併後最多人数であり、支部の勢いの表れだと感じる。数ある支部の中でも最近の南支部の活発な活動が注目されていて、この度、9月の日本代協全国会長懇談会で支部長、副支部長の二人で取組み発表をすることになった。今の南支部の激アツさをぶちかましてきたいと思う。」と述べました。

宣伝告知の部

続いて日本生命相互保険会社・はなさく生命保険株式会社 岩本干城氏、野口さやか氏より、自社のセールスポイントの紹介がありました。
はなさく生命は日本生命の子会社であり、生命保険の中でも主に第三分野の保険を中心に取り扱っています。最近では女性特有のがん検診の受診をサポートする特約などを付帯できる、女性向けの充実した保障が選べる医療保険「女性のためのはなさく医療」が好評で、保険商品を通じて女性の健康増進に寄与しています。

日本生命より、野口さやか氏(左)、岩本干城氏(右)

日本生命では現在約18,000店の代理店とともにビジネスを展開しています。日々の代理店の営業活動のサポートコンテンツとして、情報提供ツール「NISSAY MARKETING STATION」を無料で提供しています。顧客へのFPシミュレーションから、代理店規程のひな型集まで、内外様々なシーンで役に立つ情報を盛りだくさんで詰め込んでおり、利用者からの好評の声が多く届いています。

生存競争の厳しい保険代理店業を、充実した商品やツールなどを通じてより積極的にサポートしていく体制が整っているので、新しい展開を検討の際はぜひ声をかけてほしいとPRされました。

【勉強会の部】

続く勉強会の部は『あんな保険、こんな特約、ふと気になる?ことありませんか』を、テーマに行いました。今回の担当は大門滋会員と中村亮一会員でした。「保険種目は問わず色々な保険会社の保険や特約などの情報共有です」を副題に、日常生活や時事の目線で関心の深いテーマを、二章に分けて取り上げました。

(地震保険編)
生活に密着した保険として私たちが扱うことが多い地震保険ですが、補償内容の再確認や上乗せの保険についての討論を、QAを交えながら行いました。以下抜粋です。

<Q.地震保険の保険金額はなぜ火災保険の50%が上限なの?>
A.地震保険は、政府と各保険会社が共同で運営する、生活再建のための「費用保険」と位置付けられている。巨大地震が起こった際に、プールした財源からの加入者への保険金支払いに支障をきたさない額=財政的に支払いきれる額が、上限である50%と算出され設定されている。

<Q.地震保険の上乗せ特約について知っていますか?>
A. 地震保険の保険金額だけでは家屋の再建費用には足りないが、保険会社によっては火災保険の特約で地震保険の不足分をカバーすることが可能である。地震上乗せ特約の補償内容は各社によって、例えば
【A社】損害区分にかかわらず、支払われる地震保険の保険金額を基準に倍額で支払う。
【B社】倍額払いは全半損時のみ。一部損時は×。全損時には最大で同様の家を新築できる額を補償。
等、支払い要件に違いがあるので、販売の際は注意が必要である。

等々、普段話すことの多い地震保険ですが、改めての気付きがたくさんありました。

今回担当の大門滋会員(左)、中村亮一会員(右)
神妙な面持ちですが、始まれば軽妙な進行に和気あいあいです(^▽^)/

(電動キックボード編)

※上表をクリックするとPDFがダウンロードできます(^_^)

最近街中でちらほら目にする電動キックボードですが、令和5年7月1日以降、道路交通法の改正によりルールが変わります。搭乗者への事故時の衝撃や今後起こりうる交通トラブルを動画で共有し、今後の保険での取り扱いの考察などを議論しました。以下抜粋です。

<Q.改正後、何がどう変わるの?>
A.電動キックボードは特定小型原動機付自転車に該当し、自賠責保険の加入、標識の取り付け、最高速度は時速20㎞以下等の必須事項があるが、改正道路交通法施行後は公道を走る際に免許証が不要になる。ヘルメット着用は努力義務。

<Q.最近巷で、電動自転車(以前からある、モーターにより人力を補助する“電動アシスト自転車”とは違います!)という、ペダルを漕いで進むことも、漕がずにエンジン動力だけで進むことも出来る代物を見かけます。これって保険を含め、扱いはどうなるの?>
A.大阪府警に確認したところ、「ペダルを漕いで走行していたとしても、スロットルのついている当該車両は原付になる為、保安部品、ナンバープレート、自賠責等無しに公道を走ることはNG」との回答だった。
と、いうことは特定小型原動機付自転車も、スロットルがついた自転車も、賠償保険は自動車保険での補償が必要と考えられ、契約者からの申告の際に電動アシスト自転車ではないことと、自賠責に加入していることの確認が必要になってくると思われます ( ゚Д゚)・・

最近、特に市内の繁華街で、ルールも知らず公道を我が物顔で走る上記の電動車が気になります。予測される交通モラルの低下、保険を引き受ける際の代理店としての注意、違反行為の啓発等の視点でとても勉強になりました。

保険業界は法律や社会情勢などと密接であり、アンテナを張り知識を常にアップデートしていくことの必要性を感じるとともに、情報ターミナルとしての支部会の頼もしさを改めて実感しました。

議事の部

支部会の締めとして、理事会・委員会報告が行われました。
今回も、各会での討議内容を西村支部長がわかりやすく議事録にまとめ、それを支部会で情報共有しました。

恒例の懇親会。今日イチの笑顔でパシャリ(*^▽^*)

支部会の後は懇親会へと向かい、大いに盛り上がりました。
楽しそうだなぁ、と思った方、7月15日(土)に、南支部BBQ大会がありますよ!和気あいあいとしたメンバーですので、お気軽にご参加ください!

今後の予定は
・7月15日(土)南支部BBQ大会
・8月2日(水)大阪代協LIVEステーション視聴会
・9月 課外研修会(日程、場所等後日発表します。)
と続きます。
夏の暑さに負けず、それ以上に盛り上がっていきましょう!

(記事:南支部 田中記者)

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