一般社団法人大阪代協

和泉支部の活動報告

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和泉支部2020年度総会・セミナーを開催しました

2021.03.06

3月4日(木)15:00~に和泉支部総会・セミナーをWebにて開催致しました。総会では今年度の事業報告、会計報告が承認され、2021年度の事業計画についても論議の上承認可決されました。

第2部のセミナーでは、1月に新型コロナウイルスに感染され、闘病後復帰された経験をお持ちの、A保険会社社員のBさんに「新型コロナウィルスに感染して思ったこと」というテーマで体験談をお話いただきました。

 Bさんの感染経緯は、家族の一人が職場で感染し発病したことによる家庭内感染と判断されました。
 その職場では、感染源となった人が症状があるにも関わらず出社し続けたために感染を広げる結果になったようです。感染が疑われる人はまず人との接触を避け、速やかに検査を受けることが大切です。

 Bさんの家族の方は職場で感染し、症状が現れましたが、保健所の判断で濃厚接触者に該当せず(マスクを着用し、接触時間が短かかった)、そのため陽性であることが判明するまでのPCR検査等の費用は自己負担を強いられたそうです。
 家族の方が陽性になったので、B さんは濃厚接触者となりPCR検査を実施、家族の方の陽性判定から4日後に自分が陽性であると判明したそうです。
 陽性者との接触から自分の陽性判定まで少なくとも5日ほどかかることを強調しておられました。

 また、保健所ではPCR検査を行う病院を紹介してくれないので自力で探さなければいけません。病院探しのポイントは下記のとおりです。

・発熱外来の有る病院に行く
・病院により検査種類が異なるので良く確認が必要
・PCR検査を行っている病院は厚生労働省のHP一覧で確認する必要あり

 Bさんは、新型コロナウイルス感染症の症状について下記のように話されました。
・発熱が1週間程度継続する(37.4~38.5度)
・頭痛・吐き気・倦怠感・鼻詰まり・嗅覚異常・味覚異常が出る
症状により、食欲が減退し、栄養補給ができず療養期間が長期化する傾向があるようです。
 また、当初はホテル療養の予定でしたが、症状がひどくホテルに入るための準備ができずBさんは自宅療養を選択しました。
その際、困ったことは解熱剤・消毒液・その他食材不足と、ご飯を作ることもできないので、おかゆや缶詰・レトルト食品等の備えをしておく必要と感じたそうです。
 まずは、感染しないよう予防を徹底することが大切です。しかしいつどこで感染するかは分かりません。自分がもし感染したら・・・自分の身に置き換えて聴き入る人が多かったのではないでしょうか。
 非常に緊張感の漂う支部セミナーとなりました。

 最後に、保険会社のルールで違いはありますが、自宅療養した日から生命保険の支払い対象になりますとお話がありました。

(記事:和泉支部 土原支部長)

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