一般社団法人大阪代協

理事会その他の活動報告

大阪代協創立60周年記念式典が開催されました

2022.05.28

2022年5月24日(火)14:00から毎日新聞オーバルホールにおいて、160名が参加し、大阪代協の創立60周年記念式典、記念講演が行われました。終了後は、ホテルモントレ大阪にて祝賀会も開催されました。

 安本副会長が高らかに開会宣言をした後、新谷会長が「本日、大阪代協創立60周年の式典に多くの皆様がご参加いただいたことに心から感謝申し上げます。大阪代協は、昭和37年に関西損害保険代理業協会より分離、独立し産声を上げました。それ以来、大勢の諸先輩方のご尽力のもとに発展を続け現在に至っています。この60年間、大阪代協がブレることなく貫いてきた、そしてこれから先も守り続けて行かなければならない大きな軸があります。それは〝お客様の信頼〟です。私は、ここに代協活動の本質があると考えています。いかに、お客様に信頼され安心をご提供できる代理店・募集人を輩出するか。そしてお客様から支持され、求められる代理店とはどうあるべきなのか。そのための仕組みや取組みを代理店自らが考え、実践していく。必要な情報を集め伝えていく。若く、将来優秀な人材が集まる、やりがいのある業界にしていく。これこそが代協活動だろうと思っています。皆様のお力添えをいただきつつ、会員全員が同じ思いで、一日一日、たとえ少しずつでも前に進んでいけばきっとたどり着くと信じています。この素晴らしい職業をもっともっと発展させていきましょう」と挨拶しました。

新谷会長

 来賓紹介後、代表して3氏が挨拶に立ちました。まず、財務省近畿財務局理財部金融監督第四課保険監督室室長の宗瀧則之氏が「昨今問題となっているサイバーセキュリティ対応として、保険募集をしっかりお願いしたい。また、成人年齢の引下げにともなって18歳、19歳の人たちへの保険募集時の丁寧な説明をしてほしい」と代理店へ要望されました。
 損害保険協会近畿支部委員長の藤原剛氏は「代理店の皆様には、損害保険がお客様のいざというときにお役に立てるよう、プロの代理店として日ごろ培ってこられたお客様対応力を大いに発揮していただくとともに、損害保険会社との連携ではお力添えをお願いしたい」と述べました。
 最後に日本代協会長の金子智明氏が「今日の基盤を作り上げた諸先輩の情熱と努力の重さを60年という歴史の中に痛感します。この間、全国最大の組織としての結束力をいかんなく発揮され、日本代協の事業活動を力強く牽引していただいたことに感謝申し上げます。大阪代協には次の時代を見据えて経営努力を重ねておられる多くの会員が所属しておられます。お客様から信頼され、選ばれる代理店として、変化の時代を生き抜けていけるよう、代協活動に積極的に参画していただきたい。これまで以上に躍動し、参加して楽しく、役に立つ大阪代協を作り上げていただきたい」と挨拶されました。

続いて永年会員・功労者表彰が行われ、代表して相談役の奥忠道氏に新谷会長から表彰状および記念品が授与されました。また、優秀支部表彰も行われ、和泉支部の井上吉幸支部長、船場支部の山植崇光支部長、京阪支部の和田圭司支部長が壇上にあがり、新谷会長からそれぞれ最優秀支部の表彰状が手渡されました。

最優秀支部表彰を受賞した井上支部長、山植支部長、和田支部長

 2022年度の取組方針説明に続いて行われた記念講演では、「保険特集の裏側と経済誌記者から見た今後の保険業界」をテーマに、株式会社ダイヤモンド社ビジネスメディア編集局ダイヤモンド編集部編集委員の藤田章夫氏が、大手損保会社の取組方針など取材を通じて得た情報を紹介しました。

 式典終了後、ホテルモントレ大阪にて祝賀会が盛大に開催されました。
冒頭、60周年記念行事の実行委員長である黒石相談役が壇上に立ち「今のこの業界をもっと良いものにして、後に続く人達に引き継いでいかねばならない。この先がさらにどのような時代になろうとも、代理店が主役でいられるように、お客様の信頼、保険会社の皆様の信頼を、一層得られるように、大阪代協としては、創立のころの溌剌颯爽とした気風を胸に 改めて次の60年に向けて頑張っていきたい」と開会の挨拶を述べました。

黒石実行委員長挨拶

 大阪府では前日に会食の人数制限が解除されましたが、当日は4人がけの丸テーブルが29卓並ぶ会場で、隼田副会長の乾杯の発声を合図に、久しぶりに対面できた喜びの輪が会場のあちこちに広がり、大いに盛り上がりました。
 ゲストには、関西を拠点に活躍する講談師、玉田玉秀斎師匠が登場し、代協の歴史をテーマに見事な講談を披露、満場の喝采を浴びました。

山中尚相談役と講談師 玉秀斎師匠


 妹尾副会長の熱気を帯びた閉会挨拶のあと、最後は参会した一同の大阪代協のさらなる発展への思いを込め、玉秀斎師匠の音頭による「大阪締め」が高らかに響きわたりました。
(記事:新日本保険新聞社)

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