一般社団法人大阪代協

和泉支部の活動報告

TOP > 活動報告 > 和泉支部

5月の支部会を開催しました

2022.05.26

5月25日(水)18:00~19:00、まどかホールにて5月の支部会を開催しました。
60周年記念式典が行われた翌日でしたが10名の会員が集り、情報交換を行いました。

井上支部長の挨拶では、前日に開催された、総会、60周年記念行事の話になりました。

山中前会長の後、新しく新谷香代子会長が就任されました。大阪代協では初の女性会長だそうです。
新谷新会長の挨拶では、「お客様は信頼できる募集人から保険に入った方が安心し満足度が高い。代協が代理店の発展のために活動することは、お客様のため、世の中のためになる。信頼される募集人、代理店を増やすことが代協活動の目的である」と大阪代協のパーパスについて説明がありました。

理事会報告・委員会報告の中で、大阪代協のLINE公式アカウントの友だち募集について触れ、まずは参加会員の社内で登録してもらおう、という話になりました。LINE を通じて大阪代協の存在を知ってもらうことで支部会の参加者も増えるのではないかとのことでした。

5月のヒヤリハット共有

今月の「保険のヒヤリハット」発表を会員の清水さんにしていただきました。

<事例>
火災保険の更改もれで事故が発生。事故報告の際に発覚し顧客から訴訟されたケース
清水さんの知人である弁護士が取り扱った実例とのことでした。
・顧客は台風災害で修理代として300万程度を請求

・代理店は保険会社からの満期案内がなかったと主張

・保険会社は満期案内をお客様に郵送しているので義務を果たしている
(お客様は証券を持っているから自己責任)

訴訟となると原告の弁護士は保険業法・監督指針を言ってくるのでやはり代理店が不利になります。
結論としては、和解となったようですが、お客様にも過失があり和解金は数十万となったそうです。解決には半年近くかかり訴訟費用については今回のケースでは全額代理店負担となったようです。
あらためて満期管理の重要性、代理店賠責の必要性がわかった内容でした。
ちなみに、満期更新漏れについて代理店賠責では「民法上の信義則違反」と捉え、過去に代理店過失として20%負担となったケースが多くあります。もちろん代理店賠責で賠償金、訴訟費用等補償することが可能です。

詳しい内容は支部会にご参加頂きますと聞けます。ヒヤリハットは会員で持ち回りで開催しております。是非ご参加の上ご視聴下さい。

また次回の支部会は時間・会場の変更がございますのでご注意下さい。案内はまたメールにてお知らせしますのでご参加お待ちしております。

(記事:和泉支部 土原副支部長)

最近の記事

月別アーカイブ

ページの先頭へ