一般社団法人大阪代協

理事会その他の活動報告

2023年度委員オリエンテーション開催

2023.06.14

2023年度 委員オリエンテーションが6月8日(木)あいおいニッセイ同和社フェニックスタワー16階会議室にて64名が参加し3年ぶりにリアルで開催されました。

 この行事は委員会に所属する委員の皆さんに、改めて代協は勉強と交流の場であることを体感してもらい、代協の必要性、保険業界の未来が自分達の未来であること、各委員会の取組みの3点を理解してもらうために開催されました。

 まず新谷会長が「なぜ私たちに代協が必要なのか」のテーマでメッセージを伝えました。

代理店にとって厳しい変化の中で、代協には代理店存続のための情報と経営判断のための交流の場が用意されていると代協の必要性を訴えました。さらに、支部の会員へ代協の価値を伝え、また会員の声を集めてほしい。若い人が生き生きと活躍できる業界になっていけるよう、楽しく代協活動をしてほしいと思いを込めて話しました。

 次に「保険業界の変化と着眼点」のテーマで、京都代協会長 安井 義幸 氏が講演されました。

基調講演をいただいた安井京都代協会長

 安井氏は保険会社社員の印象についての変化に触れました。自社での2件のフリート契約における出来事を具体的に説明し、それらを対応した保険会社の営業姿勢のあり方について思いを語りました。
 また変化する代理店の経営環境への対応について次のように語りました。「異業種の交流会で感じたことだが、保険代理店の将来を考えた時、参考になった業界は電機販売店だった。電気販売店業界で○○ショップのようなメーカー系列の販売店が減少する中、共同仕入で各社の製品を取り扱う地元密着のアトム電器というチェーン店があることを知った。それを参考にして保険クリニックのフランチャイズ店を始め、多くの保険会社の商品から顧客に一番有利なものを提供する販売形態を取り入れた。」

「これから生き残る保険代理店として、多くの種類の保険商品から顧客に一番有利な商品を提供する乗合代理店か、損保を中心に法人顧客へのリスクマネジメントやコンサルティングができる専門性を高めた代理店の、いずれかの形態に集約されるのではないか。」

また、自身が体験したフリート契約におけるルール違反とも思えるグレーな取引に対し、それを正していくシステムがないことを体験し、代理店版ADRのようなものがあれば、と現状の問題点を語りました。保険業界の常識にとらわれない考え方に新鮮な視点を感じた講演でした。

基調講演を聴いて、委員の皆さんはグループディスカッションに移りました。

8グループに分かれ「業界未来予想図」「自分は今何をするべき?」のテーマで話し合い、各グループ代表が発表した。

その後、伊藤副会長が「するべきことがわかったらすぐに実行に移すことが大事だ。また、代協活動に対して意見を言ってほしい。新谷会長を中心とする執行部は、皆さんの声を活動に反映させたいと考えている。特に若い方が意見を発信して欲しい。」と講評しました。

続いて各委員長から委員会活動の中での「イチオシ」についてプレゼンテーションが行われました。
それぞれの「イチオシ」は下記のとおりです。

◆企画環境委員会 :ジギョケイ推進
◆教育委員会   :日本代協アカデミー
◆組織委員会   :仲間づくり推進
◆CSR委員会  :ぼうさい探検隊
◆事業活性化委員会:Jネットレンタカー活用

最後に隼田副会長が保険代理店の未来の理想について、「募集人平均収入2500万円を目指そう。それは簡単ではなく、プロとしての知識・教養が求められる。」との閉会挨拶を行いオリエンテ―ションを終了しました。 

オリエンテーション終了後は同ビルB1の「スーパードライ梅田店」にて懇親会が開催され大変な盛り上りでした (^_^)

まさしく宴もたけなわ・・な状態(^_^)

(記事 広報室 落合記者)

最近の記事

月別アーカイブ

ページの先頭へ