一般社団法人大阪代協

堺支部の活動報告

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「堺市総合防災センター」の見学会を開催しました

2022.08.26

8月23日(火)午後2時より今年の春にオープンした「堺市総合防災センター」の見学会を開催いたしました。参加者は8名で少しさみしい催しとなりましたが、一般の来場者を含め16名のグループで消防署職員のガイドでセンター内を見学しました。

「堺市総合防災センター」では次の順路で見学・体験をしました。

1.映像による災害学習

地震(阪神・淡路大震災、東日本大震災)・風水害などの映像を見て、災害から自分自身や自分の大切な人の命を守るためどのような行動をとるのかを学習しました。命のリミットは72時間と言われています。公の助けを待っていても限界があります。そこで身近な人々との助け合い(共助の力)や自力で「自分たちの町は自分たちで守る」ということが重要であることを学びました。

2.地震体験

地震に遭遇する映像を見ながら震度7(直下型地震)と震度6弱(海溝型地震)を体験しました。また、映像で地震対策をした場合と、していない場合の被害の差を確認し普段からの備えの大切さを実感しました。

3.消火体験

消火器で消火活動を実際の炎で行いました。消火器の中身は約15秒で無くなるのを初めて知りました。消火器はあくまでも初期消火に使用するもので、炎が天井まで届くようであれば早く逃げてくださいとのことでした。

4.煙・暗闇避難体験

火災で発生した煙の中を避難する方法を学びました。避難では煙を吸わないようハンカチなどで口と鼻をふさぎ低い姿勢で避難します。暗闇では壁を手で伝いながら誘導灯を目指して進むことを学びました。

5.応急救護体験

一刻を争う救命には協力が大切であることを学びました。「119番通報」「AEDの準備」「心肺蘇生」の役割分担をして行う。心肺蘇生では「あっぱくんライト」という模型を使って胸骨圧迫の体験をしました。
胸骨圧迫は、1秒間に2回圧迫する必要があり実際やってみると汗ばむぐらいでした。

6.防災情報コーナー

1階ロビーに防災情報が展示されており、ガイドさんから大地震が発生すれば、堺市では津波の被害が考えられるので大地震が起きたらJR阪和線より東側方面へ避難をして欲しいと説明を受けました。
最後に簡単なクイズに挑戦して、修了証書をいただき見学会は終了しました。

今回の見学会で学んだ防災知識を忘れず、今まで以上に防災意識を高めたいと思いました。
「堺市総合防災センター」では、無料で防災知識を学ぶことができます。皆様も是非体験してみてはいかがですか。
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【問合せ先】
〒587-0003 大阪府堺市美原区阿弥129-4
電話:072-363-2225
休館日:毎週月曜日(祝休日の場合翌日)・第3火曜日

堺支部では、これからも「役に立つ・勉強になる・交流できる」支部行事を企画・運営して参ります。
是非、一人でも多くの支部会員の皆様にご参加をいただきますようお願いいたします。

記事:堺支部 大谷記者

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