一般社団法人大阪代協

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吹田第六小学校・防災出前授業

2025.12.10

2025年12月9日(火)吹田市立第六小学校の4年生38名を対象に防災出前授業を開催しました。講師は、東支部・尾﨑CSR委員です。
同学校内の多目的ホールで5時間目の授業として実施されました。

吹田市は小学生を対象に防災教育に力を入れています。4年生の皆さんは、同月11日に市役所の危機管理室を訪問し、避難所設営の実態等の体験学習を含めた一連のカリキュラムが組まれ、基本的な防災知識の習得のために今回の出前授業が実施されました。

授業は、校区のハザードマップの確認から入りました。
もし神崎川が溢れたら、校区内はほぼ全域が浸水することに児童の皆さんからは驚きの声があがっていました。

その後は、地震が発生した時どのような行動をとるべきか、クイズ形式で進められました。
児童の皆さんは元気よく手を挙げ、注意点や対応方法について楽しく学びました。

災害時Wi-Fiシステム「00000JAPAN」の情報を児童の皆さんに伝え、お父さん、お母さんにも教えてあげましょう、と宿題を出しました。

尾﨑委員は、おやつのプリンを使って、免振構造について説明しました。
プリンが登場したところで、児童のテンションはマックスに高まります。
プリンをお皿にのせ、お皿を持って動かすとプリンは揺れます。
しかし、お皿を丸い鉛筆を並べた上に載せてお皿を動かしてもプリンはほとんど揺れません。
子どもたちの身近な食べものを使って、免震構造を説明する方法にはなるほど、と思わされました。

児童の皆さんは、事件終了後のプリンを誰が食べるか?のジャンケンでまた大盛り上がりしました。

最後に「地震時の心得」として次の2点を説明しました
①自分の身は自分で守る(特に頭を守る) 
②大人に助けを求めて、自分が何ができるかを考える
もう4年生なので、様々な局面で、自分にできることは何か?を考えて行動しましょう、と締めくくりました。

(記事:大阪代協 広報室)

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