一般社団法人大阪代協

南支部の活動報告

TOP > 活動報告 > 南支部

総会・支部会(財務を楽しく学ぶセミナー)

2023.02.27

令和5年2月22日(木)18:00より阿倍野市民学習センター第一研修室にて、令和4年度支部総会及び第7回支部会を20名参加でリアル開催いたしました。 冒頭、『大阪代協とは』のスライドで代協の意義を確認し、その後西村支部長より挨拶がありました。「南支部として無事初めての総会を迎えられたのはうれしい限り。総会でこの1年をしっかり振り返り、今後に役立てていきたい」との挨拶の後、支部総会の部へと移りました

【支部総会の部】

続く支部総会では西村支部長から今年度の活動報告、会計報告、次年度の活動予定(案)の発表がありました。「今年度は当初よりリアル回とWEB回を交互に行う体制で支部会を開催した。WEB開催の難しさはあったが、クイズや座談会などの参加型の企画を盛り込む工夫をした。リアルでのセミナーやBBQはすべて予定どおり開催でき、新しい試みとして支部内ゴルフ部も発足した。来年度は、南支部として初の他支部との合同支部会などを検討している。引き続き盛り上げていきたい」との総括を述べました。

【勉強会の部】

休憩を挟んだ後、当支部会員の有限会社プラネット 代表取締役 井川清廣氏を講師に迎え、≪財務を楽しく学ぶ!『財務・決算書の基本の“き”』≫をテーマに勉強会を開催しました。支部会参加の会員20名に加え、この勉強会から各保険会社社員を含めた非会員30名のオブザーブ参加があり、総勢50名の盛況の中行われました。

井川氏は保険代理業と並行して、「中小企業の資金繰りを改善し、お金が残る会社にすることで経営者をお金の苦労から解放したい!」という想いを胸に、中小企業の財務コンサルタント事業も行っています。
(中小企業の現状)
現在日本には約380万社の法人があり、その内99.7%が中小企業です。コロナ前のデータでも、中小企業のうち約70%が赤字経営であり、5年後の会社生存率(法人組織が設立されてから倒産するまでの期間)は14.8%(100社あって、残るのは14社)です。当然、10年、20年・・・と経過するとパーセンテージはどんどん下がっていきます。稼ぐ力が弱く、売り上げ不振から抜け出せない企業が倒産しやすいという実態があり、会社の平均寿命は23.5年(東京商工リサーチ調べ。内、最短命はなんと金融保険業の12.5年!)というデータもあります。ではなぜ中小企業は弱いのでしょうか?井川氏は「経営を学ぶ場がないので、社長に経営知識がない。」「社長が管理会計をわかっていない」事などが大きな要因と感じたそうです。

(決算書の必要性)
そういった中小企業の現状を踏まえ、改善していくためには、決算書を読み解くことが重要です。企業の未来を良くするために正確な現状把握、問題の抽出が必要ですが、決算書が読めないとこれが出来ません。井川氏は、「本業はプロだが、決算書を読むことが出来ない社長が多い」といいます。決算書のメインは貸借対照表と損益計算書であり、会社の財務内容を把握することが出来ます。それぞれの構造と見方、押さえておくべき項目についての説明がありました。

(「借りられる決算書」を作ろう!)
中小企業の資金調達に、銀行の存在は欠かせません。銀行は決算書から企業を査定しています。内容が悪いと銀行は貸したくても貸せません。という事は企業としては「借りられる決算書を作る」事が重要となります。
上手な借り方とは、無理なく返せる金額設定になるように金融機関と交渉し、当期純利益以内に設定することです。そうすれば会社にお金が残り、決算内容が良くなっていくとの事でした。
井川氏は「税金を払ったら損だと思っている経営者が多いがそれは間違い。考えずに節税していてはダメ」とも言われました。なるほどな、と改めて感じた場面でした。

そこから例題を用いて数字と結果の考察をして、「決算内容を良くするのは社長の仕事であり、航海技術はあっても羅針盤は読めない、では話にならない。勉強していきましょう」という言葉で結びとなりました。
記事でお伝え出来なかった内容もたくさんあり、さらに聞きたくなる勉強会でした。

閉会後は場所を居酒屋へと変えて懇親会へと移り、30名超の大所帯での飲み会で大いに盛り上がりました。
来期も充実した支部になっていくことが予感できる、良い会となりました。

(記事:南支部 田中記者)

最近の記事

月別アーカイブ

ページの先頭へ