一般社団法人大阪代協

企画環境委員会の活動報告

「ジギョケイ取得を完結させる」ワークショップを開催しました

2023.03.13

※ジギョケイ=事業継続力強化計画認定

 2023年3月6日(月)14時30分より、イオンコンパス大阪駅前会議室において、日本代協アドバイザーであり、代理店経営サポートデスク室長の粕谷智氏を講師に招き、「ジギョケイ取得を完結させるワークショップ」をリアルで開催しました。38代理店の事前申込に対し、29代理店33名が参加しました。

粕谷アドバイザーによる熱い講義

 冒頭、企画環境委員長を務める私、中塔が挨拶に立ち、多くの中小企業・事業者が大規模な自然災害からの早期復旧、収益確保、雇用維持の重要性が迫られている中で、まずは、地域密着の保険代理店である大阪代協会員自らが率先してジギョケイ認定を取得することが求められております。また、その経験や知見を中小企業のお客様に提案するスピードを高めることが、保険代理店として重要な役割・使命であるとのメッセージを発信しました。

さあ、いよいよ粕谷アドバイザーのワークショップの始まりです。

 まずは、ジギョケイとBCPの違いやジギョケイ申請に必要な書類の説明から始まりました。参加者の事業拠点リスクについては、防災科研の「地震10秒診断」や国土交通省の「重ねるハザードマップ」をスマホやパソコンを利用してシミュレーションを行いました。南海トラフ巨大地震が発生した場合に大阪府の全地区において震度6弱、6強の揺れが想定されており、今後30年以内の発生予想も70%以上に高まっているというデータや豪雨による浸水被害による影響について確認をしました。

 また、認定申請書の雛形や審査のポイント等のマル秘的な書類も飛び出し、GビズID(gBizID)プライムアカウントを事前に取得した参加者は、それらを参考にして持参したパソコンのWeb申請書画面に向き合い、システムの仕組みや必要入力項目のポイントを学びながら、真剣に手を動かす様子や参加者同士で教え合う姿が見られ、かなり熱の入ったワークショップとなりました。

 新谷会長からは、大阪代協の正会員数は、850名を超え、全国二番目の会員規模であるため1つの推進策を力強く前に進めていくには、運営側のエネルギーだけではなく会員の皆さんの理解とベクトルを合わせることが必要不可欠です。ジギョケイの推進は、社会的価値も高くまさに全会員の総力で取り組んでいかなければならない。来年度は、今回の認定取得会員が他の会員や中小企業のお客様の認定申請のサポーターになることを期待していますと語られておられました。

最後に粕谷アドバイザーから、今回参加された会員の作成した申請書の点検サポートは、最後まで責任を持って行いますので安心して取組んでもらいたいという心強いメッセージで2時間半のワークショップがアッと言う間に大盛況で締めくくられました。

(記事:中塔企画環境委員長)

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