一般社団法人大阪代協

南支部の活動報告

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11月支部会(人生を変える習慣化メソッド)

2022.11.28

令和4年11月24日(木)16:00より、第5回支部会を、東京海上日動㈱藤井寺支社3Fにてリアル+Webのハイブリット形式で開催いたしました。冒頭、西村支部長より「久しぶりのリアル開催支部会。内容盛りだくさんなので楽しんで、その後おいしいお酒を飲みましょう!」との挨拶の後、宣伝告知の部へと移りました。

【宣伝告知の部】

まずは株式会社日本トリムの井上大輔氏より、電解水素水整水器『トリムイオンREFINE』の、実演を交えた紹介がありました。水道をろ過して不純物を取るのが浄水器で、さらにその浄水を電気分解して水素水を作るのが電解水素水整水器なのだそうです。この機械によって精製された水は物(人体も含む)に浸透するスピードがとても速く、それにより老廃物をとても効率よく洗い流すことが出来るそうで、医療現場では透析にも応用されているとの事でした。体に取り入れることで多くの病気の原因になる悪玉で、細胞を錆びさせるといわれる活性酸素の発生を抑えることが出来るので、日頃飲む水を≪錆びない水≫に置き換えて病気に備えてほしいといわれました。

続いて、大阪代協のレンタカー提携事業のJネットレンタカーの増田光一氏、山田晋氏よる紹介がありました。レンタカー手配のサポート体制が充実しており、事故の際は電話一本で依頼が完了します。保有車両は最短1年、最長でも4年で代替えを行っており、高年式、低走行で、除菌を含む車内クリーニングを実施した、清潔感のある車両を提供できる等、安心して利用いただける体制を整えています。紹介手数料も払われるので、積極的な利用を呼び掛けていました。

【セミナーの部】

本日のメインとして、『自分と人生を変える方法!スタンフォード大学が開発した驚きの習慣化メソッド』を、講師に株式会社Ungap 代表取締役 鈴木豪氏を迎えて開催いたしました。

鈴木豪氏

鈴木氏いわく、『人生を変える方法』とタイトルは大げさに聞こえるが、決して誇大表現ではなくメソッドに基づけばそれは可能との事です。
まず、今までの人生で、続いた行動と続かなかった行動とではどちらが多かったかとの質問があり、皆振り返れば続かなかった方が多かったと、『行動を習慣化する』ことの大変さを確認しました。

〖人生の4つの領域〗

物事を、《緊急か》《緊急でないか》と<重要か><重要でないか>の4つの領域に分類した場合、注目すべきは≪緊急ではない≫が<重要>の領域(第2領域)に分類される行動です。
例えば、〔老後の資産形成〕〔子育てや、職場の人材育成など、教育にかかわること〕〔運動など、将来の為の健康な体作り〕〔自身のスキル磨き〕等々です。振り返った時に、ああ、あの時始めておけばよかった、と後悔しそうなことばかりです。
なぜ始めないのかというと、そこに緊急性を感じないからです。その後悔をしない様、この第2領域にあるタスクを達成するために使うのが、『習慣の力』です。毎日行動し、習慣化していくことが重要です。

しかしこの『毎日続ける』ことにも難しさがあります。例えば、絶対毎日1時間筋トレするぞ!等、一度に結果を求めると、それが思うように実行できずに三日坊主になってしまった時などに挫折感を感じるようになります。自分は何も続けることが出来ない人間だという刷り込みになってしまい、新しいことを始める事へのハードルとなってしまうのだそうです。
これを打開するために考えられたのが、『タイニーハビット』という、スタンフォード大学で開発された、自分の意志の力だけではどうしようもない行動をコントロールする=しようと思うのに出来ない事を出来るようにするメソッドです。日本語訳は『習慣超大全』という書籍で出版されています。このメソッドを指導できる認定講師は世界で200名ほどしかおらず、鈴木氏は日本人として唯一の有資格者との事で、そこから実践へと移っていきました。

〖スモールスタートを決める〗

まず、最初のワークとして、自分が『すぐにでも定着させたいと思う行動』を、
①この一週間ぐらいで定着させたい
②「○○をしない」というマイナス系の行動ではなく「△△をする」というプラス系の行動にする、
という2点を基準に選びました。続いてその選んだ行動に対して『スモールスタート』を設定します。その行動を起こす際のとっかかりの行動で、目安としては30秒ぐらいです。

例えば『本を読む』という行動を決めたら、『本を開き最初の一行だけ読む』であったり、『スポーツジムに行く』であったら、『玄関で靴を履く』であったりします。何か行動をする時には「どうせやるなら長時間やらないと意味がない」「ちゃんとやらなければダメだ」と思いがちですが、それでは結果を急ぎすぎて継続することがおろそかになってしまいます。そこで行動のハードルを下げて物事を継続していくために『スモールスタート』を設定するという訳です。

〖もう忘れない!行動のペアリング〗

とはいえ、いくらハードルを下げて設定しても日々の生活の中でつい忘れてしまうこともあるかもしれません。それを防ぐのが、『ペアリング』です。
当日はワークとして、自分が毎日必ずすることを、具体的に書き出しました。この書き出した既存の習慣のどれか一つと、最初のワークで決めた定着させたい行動のスモールスタートを結びつける=ペアリングする事でその行動を忘れにくくなります。

ペアリングの際のポイントとして、日常の習慣のうち、場所とタイミング、テーマの相性、終了がはっきりしているかどうか、を考慮してペアにする事がうまくいくコツです。例えば、「腹筋をする」→「腹筋を3回する」というスモールスタートであれば、「朝起きて布団上げをしてスペースを作る」といったように、既存の習慣の後に習慣化したい行動を持ってくるのもポイントです。

何度か練習して自分がやりやすければペアリングを決定し実行していくのですが、最も大事なのは、スモールスタート(自分との小さな約束)を達成できた時はすぐに「よしっ!」と口に出すなどして素直にその達成感を感じ、意識化することです。継続力を生むその一番の原動力は、達成できたというポジティブな感情であり、それを感じたいのでまた続けられます。スモールスタートを達成し喜んだ後は、時間があればそのまま続けてしまえばよいのです。

鈴木氏は「朝起きて立ち上がった瞬間に『今日は素晴らしい一日になるぞ!』と宣言する=朝をうまくスタートすることで、一日は変わるので、まずはこの習慣をやってみてほしい」と紹介して結びとなりました。

今回の支部会の90分は良質な情報がとても多く、反芻しながら記事にしていますが、どこまで伝わるか不安です(笑)。それはさておき、実践してみようかなと思えるものをたくさん貰えたので早速、まずは朝の宣言から始めてみようと思いました。

南支部では今後も支部長、副支部長を中心に、面白くて役に立つ支部会運営を目指していきます。
ぜひ、『参加してみる』というメールの返事をする、というスモールスタートから始めてみてください!

(記事:南支部 田中記者)

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